インディテール（1994年生、母アローボンサンス）
In Detail
1994.02.21
インディテール（1994年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のパルナシヤン（当時9歳）と交配したアローボンサンスが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着3回、地方31戦0勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
11月9日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
3歳（1997年）
1月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したアイノパプラールに3/4馬身届かず2着に敗北した。
1月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
1月26日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
2月22日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山義行騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。
3月15日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横山義行騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、最後はグローバルゴットと並んで4着同着となった。
3月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横山義行騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入った。
4月26日、中3週で迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したメリーブライティアにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
6月7日、中3週で迎えた12戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったヤマヒサコンコルドに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
6月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のボロブドゥールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。
4歳（1998年）
9月19日、約15か月の休養明けで迎えた14戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた15戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた17戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた18戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。
5歳（1999年）
2月3日、中9週で迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったネヴァーエンドランから3/4馬身差の2着となった。
2月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。
3月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、麗春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒラヨシリュウオーから1馬身差の2着に敗北した。
3月19日、中1週で迎えた22戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサクラカンムリに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
3月30日、中1週で迎えた23戦目は、陽炎特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた24戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた25戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた26戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月13日、中2週で迎えた27戦目は、清夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックコウショウから2馬身半差の2着となった。
6月30日、中1週で迎えた28戦目は、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた29戦目は、星夜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般B3四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の炎陽特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中2週で迎えた32戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、オオタカ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月3日、中4週で迎えた33戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた34戦目は、オパール特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた36戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた37戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 小雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（2000年）
1月4日、中2週で迎えた38戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた40戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた41戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、さつき特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた42戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、英彦山賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた43戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、鹿児島県桜島賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月18日、中4週で迎えた44戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1620m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月7日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月15日、連闘で迎えた47戦目は、あさがお特別（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月1日、中4週で迎えた49戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。