アローランプタン（1983年生、母カインドレデイ）

Arrow Ramputan

1983.05.09

アローランプタン（1983年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時16歳）と交配したカインドレデイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐藤 重喜。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。鞍上は中舘英二騎手。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3月29日、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったタウンシローに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月13日、4歳未出走（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4月20日、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のセイフクシンシュウをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月11日、4歳400万下のスイートピー賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月6日、4歳400万下（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月26日、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は武藤善則騎手。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月17日、4歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。