カシワズパレス（1987年生、母シバヤヨイ）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

11月5日、デビュー戦は須崎昇騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず3着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須崎昇騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るトマムリリーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3歳（1990年）

1月20日、中5週で迎えた5戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（阪神芝1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の初雛賞（阪神芝1600m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったゾウゲブネメガミにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月31日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルエーコスモに1馬身1/4の差をつけて制した。

5月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦1勝）。20頭立ての19番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを20番手で通過。直線では今一つ伸び切れず19着に終わった。

4歳（1991年）

2月2日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定戦の伊良湖ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の宇多野特別（京都芝2400m 外回り雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた17戦目は、オーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西浦勝一騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、朱雀ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、5歳以上900万下の三年坂特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた20戦目は、田所清広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所清広騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所清広騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイートオブウィンを鮮烈な末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所清広騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサクラスズカオーに1馬身3/4の差をつけて優勝

9月15日、中6週で迎えた25戦目は、G3の朝日チャレンジカップ（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（10戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のムーンライトハンデキャップ（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた27戦目は、渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（11戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた28戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた30戦目は、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、’91ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。