ナムラダッシュ（2008年生、母クールベット）

ナムラダッシュ（2008年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突進」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時5歳）と交配したクールベットが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方29戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月14日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

3歳（2011年）

1月2日、中4週で迎えた7戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2 C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2 C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1 C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったエーシンシャラクに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパープルウッドに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、クニノキングに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハヴァナギラを3/4馬身振り切って2勝目をつかんだ。

11月1日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（16戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた30戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（18戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（19戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（20戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（21戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。