エーシンシャラク（2008年生、母キャタリナ）

エーシンシャラク（2008年3月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋写楽。江戸時代の浮世絵師」。毛色は芦毛。種牡馬のタイキシャトル（当時14歳）と交配したキャタリナが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地11戦2勝2着1回、地方53戦18勝2着9回。2017年の早池峰スーパースプリント(一般 M2)に勝利した他、2016年、2016年、2017年とスプリント特別(一般)を3勝するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2011年）

5月24日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は525kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナムラダッシュに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月15日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた2戦目は、3歳C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームズオープンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドリームバンブーに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオペラパシコムに3馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイシュウゲツに約10馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、ふゆぼたん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グレイレジェンドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカシノエベレストに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、やぶつばき賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプレストンシャトーに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

3月25日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月22日、中3週で迎えた11戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。

8月15日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、加古川特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2013年）

3月2日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

3月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットでバテずに粘り続けて、最後は2着のメイショウノーベルをハナ差振り切って8勝目を獲得した。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の米沢特別（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた16戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の出石特別（阪神芝1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、伸びてきたメイショウイザヨイ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の知多特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6歳（2014年）

1月25日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の中京スポニチ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスピークソフトリーをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

2月22日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた20戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のトリトンステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

8月3日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上1600万下の佐世保ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

9月12日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ポイント10%還元・楽天競馬賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた23戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、競馬キンキ杯（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた25戦目は、豊岡市「城崎温泉」特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた26戦目は、ポイント還元は「楽天競馬」賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7歳（2015年）

1月8日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったエリモミヤビに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた29戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた30戦目は、春愁特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドリームバスケットを半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

4月10日、中2週で迎えた32戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月15日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた34戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月22日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた35戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、エメラルドオープン（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るランドオウジを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月20日、中3週で迎えた37戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、OROスプリント特別（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケイアイアストンに1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

8月16日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞の桂樹杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月31日、中1週で迎えた39戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったジャーグラットを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月26日、中3週で迎えた40戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったエアカーネリアンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したエゴイストを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた43戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったワットロンクンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた45戦目は、2015ファイナル特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルフラワーを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

8歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた46戦目は、地方重賞のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったラブバレットに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた47戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のローレルイニシオに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月10日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の赤松杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた49戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた50戦目は、地方重賞の早池峰スーパースプリント（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた51戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったラブバレットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた52戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月30日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞のすずらん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

11月5日、約3か月半の休み明けで迎えた54戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダイワマッジョーレに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月20日、中1週で迎えた55戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したエゴイストに半馬身届かず2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた56戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスペクトルに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた57戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（15戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のチャイヨーに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9歳（2017年）

3月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた58戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（16戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスペクトルに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月23日、中3週で迎えた59戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（17戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた60戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（18戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキングオブローに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月4日、中3週で迎えた61戦目は、M2の早池峰スーパースプリント（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（19戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキングオブローに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月2日、中3週で迎えた62戦目は、M3の栗駒賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（20戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月27日、中7週で迎えた63戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月8日、中5週で迎えた64戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、M3のハーベストカップ（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。