ケイアイアストン（2005年生、母ケイアイカーニバル）

ケイアイアストン（2005年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したケイアイカーニバルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地53戦5勝2着2回、地方35戦5勝2着5回。2010年の京阪杯(G3)で2着に入った他、2011年のキーンランドカップ(G3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月19日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた2戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月25日、中5週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト菜の花特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のミヤサンスペクターをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り小雨/良）に出走。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月25日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月28日、中8週で迎えた8戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

4歳（2009年）

2月8日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のテイエムカゲムシャをアタマ差振り切って2勝目を獲得した。

6月21日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のフリーダムエアーに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたストラテジー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月8日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユキノハボタンを3/4馬身振り切って優勝

11月7日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の長岡京ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の醍醐ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた17戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の納屋橋ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のメイビリーヴに1馬身3/4の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月27日、連闘で迎えた18戦目は、尾張ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5歳（2010年）

4月24日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのオーストラリアトロフィー（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に沈んだ。

6月13日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデG3のCBC賞（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は的場勇人騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた21戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月29日、中7週で迎えた22戦目は、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月9日、中5週で迎えた23戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、オパールステークス（京都芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、福島民友カップ（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの京洛ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

11月27日、中2週で迎えた26戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したスプリングソングにハナ差届かず2着となった。

6歳（2011年）

3月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月23日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、ハンデ戦でオープンのオーストラリアトロフィー（京都芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

6月19日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーブダッチマンに1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月28日、中7週で迎えた31戦目は、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦3勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

10月2日、中4週で迎えた32戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた33戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、信越ステークス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた34戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

7歳（2012年）

4月8日、約4か月半の休養明けで迎えた35戦目は、春雷ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた36戦目は、福島民友カップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（6戦1勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（5戦3勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月12日、中7週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのUHB賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、中7週で迎えた39戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、オパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた40戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた41戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

8歳（2013年）

1月27日、中8週で迎えた42戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた43戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月5日、中8週で迎えた44戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの鞍馬ステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

7月14日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

8月11日、中3週で迎えた46戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのUHB賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた47戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、G3のキーンランドカップ（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

11月2日、中9週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンの京洛ステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9歳（2014年）

2月2日、約3か月の休養明けで迎えた49戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた50戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

5月11日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた51戦目は、ハンデ戦でオープンの鞍馬ステークス（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、6着を確保した。

7月20日、中9週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた53戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのNST賞（新潟ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

10月19日、中7週で迎えた54戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの福島民友カップ（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月22日、中4週で迎えた55戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったランドオウジに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた56戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、師走特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったキモンレッドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた57戦目は、2014ファイナル特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインベルカントに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10歳（2015年）

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた58戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた59戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた60戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた61戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた62戦目は、開局20周年記念グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた63戦目は、水無月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた64戦目は、OROスプリント特別（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったエーシンシャラクに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月26日、連闘で迎えた65戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、レインボーカップ（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた66戦目は、久慈流灯祭・納涼花火大会賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のナリタメロディに1馬身1/4の差をつけて制した。

9月7日、中3週で迎えた67戦目は、岩手県・宮古秋まつり賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のラルゴスパーダを3/4馬身振り切って9勝目をつかんだ。

9月21日、中1週で迎えた68戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナリタメロディを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月10日、中2週で迎えた69戦目は、地方重賞のハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた70戦目は、地方重賞のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したエゴイストを差し切れず、1馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた71戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた72戦目は、ターコイズ特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた73戦目は、もみの木特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた74戦目は、節季特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11歳（2016年）

1月9日、中0週で迎えた75戦目は、ガーネット特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた76戦目は、東風特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた77戦目は、陽春特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（11戦3勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた78戦目は、スプリント特別（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月4日、中0週で迎えた79戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた80戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた81戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた82戦目は、道の駅雫石あねっこ賞（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（12戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた83戦目は、世界遺産へ!一戸町縄文遺跡群賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（13戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた84戦目は、十和田駒街道賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（14戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったタイセイマジックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた85戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（15戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた86戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（12戦3勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた87戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（16戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた88戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。