モリトオウカ（1998年生、母ビビットダンサー）

モリトオウカ（1998年2月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時13歳）と交配したビビットダンサーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方19戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の紅花特別(A2以下)。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて17着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

9月1日、連闘で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

10月2日、中0週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅花特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロブルームに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

4月21日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた17戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2003年）

1月6日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎進騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月24日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた22戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の区界特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月1日、中9週で迎えた25戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎進騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎進騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。