カネマサシンジョウ（2002年生、母アイアンコンセツト）

カネマサシンジョウ（2002年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時15歳）と交配したアイアンコンセツトが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は修栄牧場。戦績は、地方42戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3一ア。

経歴

デビュー前

1歳のとき、修栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月4日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパースクープから1馬身差の2着となった。

7月22日、中9週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、中9週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月18日、中6週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月25日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月25日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4歳（2006年）

1月12日、中3週で迎えた17戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた18戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた19戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3七ア（船橋ダート1400m 内回り雨/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアヤメヒメに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は實川純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた22戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は實川純一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月11日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、一般C3四（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤワタレインボー決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で實川純一騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で實川純一騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のフィジーボーイをアタマ差振り切って優勝

2月5日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で實川純一騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、オールドワールドに交わされて3馬身差の2着となった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた34戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は實川純一騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月30日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた35戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマジカルエックスに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月14日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバニラインザムードを異次元の末脚で3/4馬身差し切って4勝目を掴み取った。

7月19日、中4週で迎えた37戦目は、一般C3一二三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったショウブアローに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中4週で迎えた38戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクロベガワを3/4馬身振り切って5勝目を奪取した。

9月21日、中3週で迎えた39戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ピュアーラリーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

10月17日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（2008年）

1月24日、約3か月半の休み明けで迎えた41戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた42戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。