マンノダイヤモンド（2003年生、母アーリーアーリー）

マンノダイヤモンド（2003年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンド」。毛色は栗毛。種牡馬のエイシンワシントン（当時12歳）と交配したアーリーアーリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回、中央障害15戦0勝2着1回、地方9戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の名古屋チャレンジカップネプチューン賞(一般A3a)。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月23日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したベルモントユリアにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月4日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

7月30日、中4週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクールダンサーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月29日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヘライカントリーを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカヌマビートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックオーメンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマトスピリットに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドリームカーニバルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中5週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた13戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムライシスに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の山科特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の大須特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

5歳（2008年）

1月27日、中8週で迎えた18戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月16日、中6週で迎えた19戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月11日、中7週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2009年）

2月8日、中8週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は今村康成騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイコールパートナーから6馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で今村康成騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は今村康成騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2010年）

4月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（10戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。