ハリールーカス（2000年生、母ペイパーレイン）

ハリールーカス（2000年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「急げルーカス（人名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のBenny the Dip（当時6歳）と交配したペイパーレインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の杉並木賞(一般C5)。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月7日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4歳（2004年）

2月6日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヘ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキアーミから2馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた3戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワアーサーから1馬身半差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーレコードから2馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた7戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシホウザンから3馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中2週で迎えた9戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロミュージックに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲストゴーディからアタマ差の2着に甘んじた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルノパレードからハナ差の2着に甘んじた。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアポロミュージックに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーアタランタに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた20戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた21戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた23戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた25戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた27戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（16戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた28戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナショナルステージに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月24日、中4週で迎えた30戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月22日、中5週で迎えた32戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月29日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた34戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた36戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。