アポロミュージック（2000年生、母ニホンピロプリマ）

アポロミュージック（2000年6月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名より音楽をイメージ」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したニホンピロプリマが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原武男。戦績は、中央平地7戦0勝、地方32戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の杉並木賞(一般C5)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、漆原牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月11日、デビュー戦はD.オリヴァー騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた4戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた5戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

11月8日、中5週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた10戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた11戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月18日、中0週で迎えた16戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた17戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山侯彦騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月2日、中3週で迎えた18戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハネダユウキから1馬身差の2着となった。

6月11日、中2週で迎えた20戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリールーカスから1馬身半差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた24戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリールーカスから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（13戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノクレールからアタマ差の2着に甘んじた。

9月3日、中1週で迎えた26戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブライティアミントに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた28戦目は、洞元湖特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた29戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた32戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた33戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（14戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた34戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2005年）

1月8日、中2週で迎えた35戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（16戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた37戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。