ビッグメンデス（1990年生、母パッシングシカゴ）

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月18日、デビュー戦は山本康二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3歳（1993年）

3月7日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本康二騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月3日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4歳（1994年）

1月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の志賀島特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の戸畑特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の山国川特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本康二騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、スプライトスターに交わされて2馬身差の2着となった。

5月1日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたアレキサンダアモン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月8日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（8戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャパンアローをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、4歳以上500万下の馬籠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の有松特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宝来城多郎騎手（10戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宝来城多郎騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったセリノチグサに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で迎えた24戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月30日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。