ミキノパンサー（2010年生、母ミキノスパークル）

ミキノパンサー（2010年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時14歳）と交配したミキノスパークルが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）林農場。戦績は、地方46戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の増田蔵の日レース(一般C1)。

経歴

デビュー前

平山真希厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2012年）

6月1日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は388kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったメロディーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた7戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた8戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月21日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

3歳（2013年）

1月16日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月13日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月16日、中4週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた18戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラゲルダに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた19戦目は、奥州3大マラソンレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた20戦目は、太田陽子騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、よこての菊まつりレース（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で太田陽子騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネリッカをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた23戦目は、希望の泉レース（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、ナンブライトレース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、オパールレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2014年）

3月30日、約3か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、一般C2六七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた33戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はダルドと並んで2着同着となった。

7月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた35戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジョリファムをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（14戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（16戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシャイニーグリーンを半馬身振り切って優勝

8月25日、中0週で迎えた39戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（17戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月8日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた42戦目は、増田蔵の日レース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（18戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジョリファムをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

10月13日、中1週で迎えた43戦目は、楽天競馬賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（19戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた44戦目は、五葉山賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた45戦目は、ロックハンドスターメモリアル（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（21戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた46戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（22戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。