トウカイマスター（2010年生、母フミノラピス）

トウカイマスター（2010年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋支配者」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時18歳）と交配したフミノラピスが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方22戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の吉良川町の町並み特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月21日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

3歳（2013年）

3月16日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月4日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた10戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、頑張れ!高知競馬特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

12月7日、連闘で迎えた12戦目は、祐貴&航高知旅特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた13戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、高知三菱本店落成特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートレーベルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月31日、連闘で迎えた15戦目は、GブライドルT特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4歳（2014年）

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったランドボイジャーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、中塚睦仁記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハタノゼーレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、マウンテンアイリスに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月15日、連闘で迎えた20戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

2月22日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のノヴェッロに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月4日、中0週で迎えた22戦目は、土佐のおきゃく特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、マウンテンアイリスに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、鏡野公園の桜特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた24戦目は、吉良川町の町並み特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のミラクルホースに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、サトノラークに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月12日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（12戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月19日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。