クールサンドラ（2005年生、母クールシャドウ）

クールサンドラ（2005年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は栗毛。種牡馬のカリズマティック（当時9歳）と交配したクールシャドウが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、中央平地8戦0勝、地方30戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上D1三。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月8日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3歳（2008年）

2月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた6戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月31日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月6日、中9週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月3日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月9日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモレッドホークに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクザンアントルメを鬼脚でアタマ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

11月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

4歳（2009年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したトキニワパンチにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月22日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（11戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミスチフに半馬身届かず2着となった。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、渡辺要音楽事務所男の仁義杯（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

12月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた33戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（15戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（16戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた36戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月8日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シングンエンジェルに交わされて2馬身差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。