ミスシャンデリア（1986年生、母トサエンド）

Miss Chandelier

1986.04.01

ミスシャンデリア（1986年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のクリスタルパレス（当時12歳）と交配したトサエンドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（1989年）

1月28日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したラッキーアトラスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったセイントホークに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月1日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったチョウカイビートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月5日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。