リバーシブルレーン（2016年生、母カウアイレーン）

リバーシブルレーン（2016年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「可逆車線。交通量に応じてセンターラインの位置を移動できる道路」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時15歳）と交配したカウアイレーンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)に勝利した他、2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月8日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブランクエンドに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中7週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の百日草特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた3戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2019年）

3月17日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

7月27日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（4戦1勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2020年）

1月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの川俣特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグロリアスホープをクビ差振り切って久々に勝利を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

7月19日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの横手特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

8月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの有松特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5歳（2021年）

2月28日、中9週で迎えた16戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

6月5日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中9週で迎えた18戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中4週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中7週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテーオーソクラテスから1馬身半差の2着となった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2022年）

1月15日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカズカップに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/重）に出走。鞍上は石神深一騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月2日、中8週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

8月13日、中5週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイサンシャインに5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月12日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（8戦2勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2023年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（10戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石神深一騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8歳（2024年）

1月20日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水沼元輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水沼元輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。