オオイチョウ（2000年生、母ピアレスルビー）

オオイチョウ（2000年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大きな銀杏の木」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルヴァーエンディング（当時13歳）と交配したピアレスルビーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田隆志。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田隆志から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は388kg。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月22日、中7週で迎えた3戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンクリから2馬身差の2着となった。

3歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月7日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドオーヒをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は林陽介騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングホマレに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中0週で迎えた12戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッショウケンメイから5馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカラーズメモリーから半馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた15戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2004年）

3月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。