エアブリッズ（1989年生、母ダイナバラード）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

7月14日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ヒデボレーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエイユーサンバーに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月22日、中3週で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた5戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の赤松賞（東京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを5馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3歳（1992年）

1月26日、中5週で迎えた8戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた10戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊川正達騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊川正達騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったタイガースアイを半馬身捉え切れず2着となった。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で菊川正達騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4歳（1993年）

4月25日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5歳（1994年）

5月4日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、宝水特別（岩見沢ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた19戦目は、萩の山特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、追分特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた22戦目は、美瑛特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた24戦目は、雄阿寒岳特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた25戦目は、然別湖特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた26戦目は、広尾特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大政君次騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月24日、連闘で迎えた27戦目は、十勝川特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大政君次騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1995年）

4月30日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた29戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスパークショウリをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカナカンテンウンをクビ差制して3勝目をつかんだ。

7月10日、中3週で迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1420m 小雨/不良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。