ハッピーマリヤ（1998年生、母ニーズアップ）

ハッピーマリヤ（1998年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のグルームダンサー（当時14歳）と交配したニーズアップが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）菊地牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦5勝2着3回。2001年の園田ダービー(地方重賞)で2着に入った他、2000年の園田ジュニアカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、菊地牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

渡辺幸生厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2000年）

7月12日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイトクサフランをクビ差制して初白星を挙げた。

8月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンビジュームに1馬身3/4の差をつけて2勝目を挙げた。

9月27日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のスポーツニッポン新聞社賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた5戦目は、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードバクシンから半馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

2月7日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤木高太郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のコバンガデタヨに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、中3週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴーチトセオーに6馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードバクシンから2馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中5週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月11日、中6週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の菊水賞（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードバクシンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

8月30日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトテンションに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月13日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、近江牛特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、AM神戸558賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。