ヴァーゴ（1998年生、母ヒダカツクイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤川牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2001年）

1月12日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は443kg。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミレーヌピューマに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月13日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイルフェイスを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月24日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月20日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキスパイカーに6馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の’01ナティーレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ウインセレーノにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の’01ナチュラルステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパワフルナカヤマを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、紅葉特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた12戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ユーエムアスキーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、磨墨特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アズマエースに交わされて3馬身差の2着となった。

3月1日、中7週で迎えた14戦目は、駿麗特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5歳（2003年）

4月29日、約13か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月2日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のフリートツイスターに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1二イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた22戦目は、白露特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。