ロットゥーラ（2020年生、母ナカヤマジェンヌ）
Rottura
2020.02.27
ロットゥーラ（2020年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「破裂(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のバゴ（当時19歳）と交配したナカヤマジェンヌが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北洋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦4勝。主な勝ち鞍は2023年の雉鳩特別。
経歴
デビュー前
1歳のとき、北洋牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、牧埜幸一によって1,045万円で落札された。
辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2023年）
5月28日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
7月22日、中7週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
8月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
8月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。
12月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雉鳩特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のアルアマルをクビ差振り切って初白星を挙げた。
4歳（2024年）
1月3日、中2週で迎えた6戦目は、大黒天賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。
1月30日、中3週で迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、北洋牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、牧埜幸一によって1,045万円で落札された。
山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。
3月5日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、早春賞（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。
11月1日、約9か月の休み明けで迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、馬い!サンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
11月28日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
12月19日、中2週で迎えた10戦目は、馬い!淡路玉ねぎを食べよう（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
5歳（2025年）
1月21日、中4週で迎えた11戦目は、キンセンカ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。
3月20日、中7週で迎えた12戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、夢見月特別（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカペラスターに2馬身の差をつけて優勝
4月22日、中4週で迎えた13戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、浦和ファイブチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアレグリアシチーに3馬身の差をつけて優勝
5月15日、中2週で迎えた14戦目は、フローラ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた15戦目は、カーネーション特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
6月26日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、雁坂峠特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた17戦目は、フォアグラ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
8月18日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、納涼特別（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリケアオランジュに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
9月12日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた19戦目は、旗印賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。
10月29日、中6週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた20戦目は、月の雫特別（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
11月28日、中3週で迎えた21戦目は、信州産はちみつ賞（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。