マルタカナイス（1998年生、母キミノプリンセス）

マルタカナイス（1998年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時6歳）と交配したキミノプリンセスが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方23戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は540kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

7月18日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のツインパルス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（2002年）

5月3日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイオーヒメに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンジツに半馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノアピールに1馬身の差をつけて3勝目を収める

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリレイラから2馬身差の2着となった。

7月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルムーンから3馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラユウシャから3馬身差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタザワタイロンに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェネラスレディからハナ差の2着に甘んじた。

10月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノアピールに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（12戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（13戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンヤマトから1馬身1/4差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリレイラに3馬身の差をつけて制した。

12月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（14戦5勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（15戦5勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた28戦目は、田瀬湖特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（16戦5勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（17戦5勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウアライヴから1馬身差の2着となった。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた32戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。