スダホーク（1982年生、母アヤベジヨー）

スダホーク（1982年4月6日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシーホーク（当時19歳）と交配したアヤベジヨーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山内常夫。戦績は、中央平地30戦6勝2着4回。1987年の阪神大賞典(G2)に勝利した他、1986年のアメリカジョッキークラブカップ(G2)を制するなど、重賞4勝を挙げた。

経歴

1歳（1984年）

11月3日、12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

11月17日、8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨヒリュウをクビ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

12月8日、9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のモンテモンに1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。

2歳（1985年）

1月19日、7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラーシローからアタマ差の2着に甘んじた。

2月10日、12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラサニーオーに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

4月14日、22頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月26日、26頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシリウスシンボリから3馬身差の2着に敗北した。

9月29日、12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月10日、18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホシンザンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月22日、10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1986年）

1月19日、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハーバークラウンに1馬身半の差をつけて勝利した。

2月16日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/良）に58.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメジロヘンリーを3/4馬身振り切ってトップでゴールに入った。

3月30日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクラユタカオーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月1日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手。17頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、5着に終わった。

10月5日、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月26日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月23日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

12月21日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5歳（1987年）

1月25日、G2の日経新春杯（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3月15日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルブツファーストを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手にした。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村正光騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に終わった。

6月14日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田村正光騎手。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月27日、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6歳（1988年）

1月24日、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

3月13日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は樋口弘騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は岩元市三騎手。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月12日、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。