アサムシホープ（2014年生、母ボンジュールカレン）

アサムシホープ（2014年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「東北の地名＋希望」。毛色は栗毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したボンジュールカレンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口ステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、宮原廣伸によって648万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

7月8日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

4歳（2018年）

4月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のランガージュに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキューティハーバーをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

5月25日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ひょうご五国「播磨の国」特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5歳（2019年）

1月15日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイティスピリットを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

2月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7歳（2021年）

1月7日、約23か月の休養明けで迎えた12戦目は、田村直也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したゴールデンブランコにアタマ差届かず2着となった。

1月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村直也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村直也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

2月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村直也騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

4月22日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村直也騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったラルワースコーヴに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2021年6月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。