エイシンサニーオー（1994年生、母エイシンサニー）

エイシンサニーオー（1994年5月8日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時8歳）と交配したエイシンサニーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地19戦1勝、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月3日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、6着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（1997年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンエムショウリを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月9日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月25日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

4歳（1998年）

8月22日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた20戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた22戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキフクオーから3馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C6-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーカーナーに3/4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカタマルヒーローから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中3週で迎えた26戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルスナイパーから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中6週で迎えた27戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2000年）

2月11日、中6週で迎えた28戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月19日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。