ツキフクオー（1992年生、母オトギバナシ）
Tsukifuku O
1992.04.17
ツキフクオー（1992年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイナリワン（当時8歳）と交配したオトギバナシが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 勝春。戦績は、中央平地1戦0勝、地方52戦16勝2着7回。1995年のアフター5スター賞(地方重賞)に勝利する活躍をした。その他にも重賞2勝を挙げた。
経歴
デビュー前
福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。
2歳（1994年）
8月28日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウダンサーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月11日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のあざみ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンショールに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。
11月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカコマキングに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
11月28日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（1995年）
2月9日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦3勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月28日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦3勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンアキヅキからアタマ差の2着に惜敗した。
4月12日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（7戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミキッカに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月9日、中9週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートボーイをクビ差制して5勝目を掴み取った。
12月21日、中5週で迎えた12戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1996年）
3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 曇/不良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
5月16日、中8週で迎えた14戦目は、大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1997年）
10月1日、約17か月の休養明けで迎えた15戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、武蔵野オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月29日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞のグランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。
11月19日、中2週で迎えた17戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。12着に敗れた。
6歳（1998年）
8月26日、約9か月半の休養明けで迎えた18戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
7歳（1999年）
3月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月16日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた20戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、榛名山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月23日、中4週で迎えた21戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月24日、中8週で迎えた22戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルガーベから半馬身差の2着となった。
8月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセツランナーをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。
8月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセツランナーから半馬身差の2着に敗北した。
9月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で徳留康豊騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンサニーオーに3馬身の差をつけて7勝目をゲットした。
9月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で徳留康豊騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサマージブリに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳留康豊騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターヤマトシに3馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。
11月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で徳留康豊騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルビクターに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で徳留康豊騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングシーバに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
12月30日、中5週で迎えた30戦目は、プラスミック特別（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で徳留康豊騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。
8歳（2000年）
6月12日、約5か月半の休養明けで迎えた31戦目は、川江光司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイケイテーストに1馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。
7月1日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川江光司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマサキボーイに半馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
7月18日、中1週で迎えた33戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったソシアルピンクから1馬身半差の2着に敗北した。
8月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川江光司騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコクバシラから半馬身差の2着に敗北した。
9月16日、中5週で迎えた35戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（9戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムナイスガイに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月25日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユニコーンスターに3馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
10月16日、中2週で迎えた37戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、愛媛県石槌特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月3日、中2週で迎えた38戦目は、一条神社大祭特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
12月10日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた39戦目は、一般B4（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は川江光司騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9歳（2001年）
1月28日、中6週で迎えた40戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（12戦8勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。
2月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川江光司騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた42戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川江光司騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月15日、中3週で迎えた44戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（13戦8勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルキャラバンから2馬身半差の2着となった。
5月6日、連闘で迎えた46戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（14戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月4日、中3週で迎えた47戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月2日、中3週で迎えた48戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトヨサンヒットマンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
7月16日、中1週で迎えた49戦目は、アスティス特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた50戦目は、ベルリーフ大月特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（15戦8勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月1日、中2週で迎えた51戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、土佐清水市姫がつお特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキハイシーザーから4馬身差の2着となった。
9月16日、中1週で迎えた52戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、野分特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月15日、中3週で迎えた53戦目は、秋天特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川江光司騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。