ソシアルピンク（1997年生、母ピンクハウス）

ソシアルピンク（1997年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のツータイミング（当時11歳）と交配したピンクハウスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は広川忠久。戦績は、地方32戦5勝2着10回。2000年の高知優駿(地方重賞)で2着に入った他、2000年の黒潮皐月賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

打越初男厩舎（高知）へ入厩。

2歳（1999年）

8月9日、デビュー戦は田中守騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は439kg。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中守騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオギリセイコーから3馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中守騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1000m 晴/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオギリセイコーから3馬身差の2着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の3才優駿・金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオギリセイコーから5馬身差の2着となった。

3歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西内忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグチェイサーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西内忍騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグチェイサーから4馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の若葉特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西内忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西内忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグチェイサーから3馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西内忍騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オオギリセイコーに交わされて1馬身差の2着となった。

6月12日、中5週で迎えた14戦目は、4歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西内忍騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンバナディーノから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西内忍騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるオオギリセイコーを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西内忍騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のツキフクオーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月5日、中2週で迎えた17戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は西内忍騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

4歳（2001年）

1月27日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西内忍騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月15日、中5週で迎えた23戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西内忍騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーブレベストに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西内忍騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクサングロウから3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西内忍騎手（19戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた26戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で西内忍騎手（20戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったルックストーンから1馬身半差の2着となった。

7月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で西内忍騎手（21戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツクローバーをアタマ差制して優勝

7月30日、中2週で迎えた28戦目は、五台山特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で西内忍騎手（22戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、浦戸湾特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で西内忍騎手（23戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヘラクレスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月2日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦の黒潮乙女賞（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で西内忍騎手（24戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた31戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（25戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。