スティールノーヴァ（2019年生、母ラインキャメロン）

スティールノーヴァ（2019年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したラインキャメロンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋修。2021年の園田プリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋修から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、菅野守雄によって825万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

5月19日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒノカミカグラを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月13日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアマクミナイデヨに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月23日、中5週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったグラーツィアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は桑村真明騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3歳（2022年）

5月25日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の早苗月特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、キンレンカ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた8戦目は、キキョウ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、木古内キーコのモゥダッシュ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、アルーダ日高西部特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のトーケンアーサーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリュサネルに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月19日、中3週で迎えた13戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（11戦3勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

12月15日、中7週で迎えた14戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、『劇場版転スラ』公開記念杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、双六賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のシャウトに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月1日、中3週で迎えた16戦目は、竜虎相博賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた17戦目は、抜山蓋世賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

4月5日、中4週で迎えた18戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、すぱっと!POG!開幕記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

5月17日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた20戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。