グレートアラシ（1996年生、母ハリケンガール）
1996.03.27
グレートアラシ（1996年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時18歳）と交配したハリケンガールが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方30戦3勝2着2回。1999年のアラブ優駿(アラ系4歳)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
山下清厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（1998年）
6月20日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャスワンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のケイブリッドをクビ差振り切って勝利をモノにする
9月6日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローレを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
10月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。
10月25日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。
3歳（1999年）
4月24日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
5月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサチノキングを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
7月31日、中3週で迎えた17戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
8月28日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（16戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
9月4日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（17戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエビスゲットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
9月26日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（18戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。
10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
4歳（2000年）
3月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた22戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（20戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（21戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で山口勲騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で山口勲騎手（23戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。
6月2日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で山口勲騎手（24戦2勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
6月20日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は24戦連続で山口勲騎手（25戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は25戦連続で山口勲騎手（26戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は26戦連続で山口勲騎手（27戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は27戦連続で山口勲騎手（28戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。