アサクサブレザー（1985年生、母テツノアーク）

アサクサブレザー（1985年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトルーエクスプレス（当時16歳）と交配したテツノアークが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方36戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

保田隆芳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

3月26日、デビュー戦は黛幸弘騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は黛幸弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛幸弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で黛幸弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で黛幸弘騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で黛幸弘騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黛幸弘騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で黛幸弘騎手（9戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で黛幸弘騎手（10戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた13戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4歳（1989年）

7月24日、約9か月の休み明けで迎えた14戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた15戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のラスベガスワコーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウテンショーをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオエエーカンから4馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2-3（上山ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスコールメロディに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5歳（1990年）

4月22日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアークをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドポセイドンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトヨママドンナに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた32戦目は、セプテンバーマイラーズカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた34戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラベンナに1馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

11月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノリベーヌに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月4日、中1週で迎えた37戦目は、出羽路賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1991年）

4月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg減らして迎えた38戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた40戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた41戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田延由騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた46戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた49戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。