スターオブジャンプ（2005年生、母トキメキ）

スターオブジャンプ（2005年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛べ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイタクヤマト（当時11歳）と交配したトキメキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、中央平地6戦0勝、地方19戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、船越伸也から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広松金年によって105万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2007年）

6月23日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビージェントルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノブルースカイに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は下條知之騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月30日、中7週で迎えた4戦目は、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフサイチサガントスを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キリンジに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（2008年）

1月6日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフウバイカに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

1月27日、中2週で迎えた9戦目は、アレキサンドライト特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のソニックオーをハナ差振り切って断トツの支持に応えた。

2月2日、連闘で迎えた10戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月5日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグアラジンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月1日、中3週で迎えた14戦目は、3歳KJ1の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトシノシーロを半馬身振り切って5勝目をゲットした。

8月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（11戦4勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（12戦4勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2009年）

4月5日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず最後はリマンドリーダーと並んで6着同着となった。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた21戦目は、初夏特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルミステリオにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、梅雨特選（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（16戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスイングブレーヴに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月6日、中3週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったザッツファインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。