ゴールデンルージュ（1997年生、母オースピス）

ゴールデンルージュ（1997年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時8歳）と交配したオースピスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地12戦1勝、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タバタファームから「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、協栄によって525万円で落札された。

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた2戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

12月26日、中1週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のトコアをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2000年）

7月9日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

9月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2001年）

2月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた11戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月28日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、クレマチス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノゾミタイセイをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトムグリーンから2馬身半差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレルマンテンから半馬身差の2着となった。

9月5日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた21戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。