ベルフラカン（2017年生、母ヒラボクウィン）
Bel Huracan
2017.03.07
ベルフラカン（2017年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(Bel Airより)+マヤ神話の創造神、戦う神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時8歳）と交配したヒラボクウィンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、辻牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、宮崎俊也によって3,240万円で落札された。
須田和伸厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2019年）
10月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフォルワールドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
3歳（2020年）
5月19日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムーンライトホークに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月22日、中4週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
7月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
4歳（2021年）
4月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの石打特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に終わった。
5月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。
7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、新冠町軽種馬生産振興会特別1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。
8月18日、中3週で迎えた9戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR門別 第2戦（門別ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた10戦目は、スースー和ハッカ王国滝上特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
12月7日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、辻牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、宮崎俊也によって3,240万円で落札された。
千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。
5歳（2022年）
3月11日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、映える田舎 大船渡（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
3月21日、中0週で迎えた13戦目は、バイオタイト賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に終わった。
4月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のアルカサルをハナ差振り切って久々に白星を挙げた。
4月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アドマイヤロマンに交わされて2馬身半差の2着となった。
5月3日、中1週で迎えた16戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5月31日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、コアドライヴにアタマ差交わされて2着となった。
6月12日、中1週で迎えた18戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
7月11日、中3週で迎えた19戦目は、ジュライカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。
7月25日、中1週で迎えた20戦目は、浜木綿賞（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。
8月9日、中1週で迎えた21戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
8月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアナンクスをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。
9月20日、中3週で迎えた23戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のコアドライヴに6馬身の差をつけて4勝目を挙げた。
12月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、夢・希望 未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、レールガンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
6歳（2023年）
3月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、夢・希望 未来へ前進（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のフェブサンカラを3/4馬身振り切って5勝目を手に入れた。
5月9日、中6週で迎えた26戦目は、晩春特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
5月30日、中2週で迎えた27戦目は、紫陽花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。
6月27日、中1週で迎えた29戦目は、カラヴァッジオ特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本怜騎手（15戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったヤマニンエステルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
7月25日、中3週で迎えた30戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩本怜騎手（16戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。
8月8日、中1週で迎えた31戦目は、マルカブ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩本怜騎手（17戦4勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったヒカルマドンナに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
9月11日、中4週で迎えた32戦目は、白露特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた33戦目は、秋分特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（18戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた34戦目は、初雁特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（19戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ラブロックにクビ差交わされて2着となった。
10月23日、中1週で迎えた35戦目は、菊花特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（20戦4勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
7歳（2024年）
4月9日、約5か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般B1一（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（21戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。