サンレイキャロル（2007年生、母サンレイキセキ）

サンレイキャロル（2007年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋賛美歌」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時11歳）と交配したサンレイキセキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方21戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3七。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月7日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

3月14日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

7月18日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（6戦0勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（7戦0勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月9日、中9週で迎えた10戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はルミナエトワールと並んで1着同着となった。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったシャインドリームに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、復興支援がんばれ青森県（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援復興を応援します宮古（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた18戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、美味しく食べて応援します。ひとめぼれ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒノデドリームに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

6月5日、中2週で迎えた19戦目は、輪島窓岩特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、名物食べて復興支援宮城県産地鶏（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のマルハチランドルフを半馬身振り切って3勝目を手にした。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、能登ふるさと博特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシルキーワイルドに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月2日、中3週で迎えた22戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた25戦目は、石川県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた27戦目は、金箔雪吊りライトアップ特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5歳（2012年）

3月18日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、ワンタッチ運転代行祝1周年（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、銭五俳句大会特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた30戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（9戦3勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。