フレッシュダンサー（1993年生、母イスズリフレッシュ）

フレッシュダンサー（1993年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時14歳）と交配したイスズリフレッシュが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）イスズ牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

6月10日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテスコベルビューに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1996年）

9月22日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のディンプルシチーに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4歳（1997年）

1月11日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（9戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシープラウドを3/4馬身振り切って制した。

2月8日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田泰誠騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の知多特別（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた16戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下のシドニートロフィー（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、豊栄記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は千田輝彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったショウナンダンディに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月29日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカイドウユキオウに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。