マイネルコルテーゼ（2008年生、母マイネビアンコ）

マイネルコルテーゼ（2008年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋白ワイン用の葡萄の品種名」。毛色は芦毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したマイネビアンコが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2-3。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月30日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月7日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた6戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薩摩街道小川宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2012年）

6月9日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したオリオンザジョケツにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエルブロンネに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンシングダンサーに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、フレンドリードレスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月8日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のアレルヤトウブに4馬身の差をつけて2勝目を収める

10月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、スリーヴェローチェに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月25日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月2日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のシゲルパパイアを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

12月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石川慎将騎手（10戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトーホクカレンに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石川慎将騎手（11戦4勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオレンジブルームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石川慎将騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で石川慎将騎手（13戦4勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で石川慎将騎手（14戦4勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で石川慎将騎手（15戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で石川慎将騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で石川慎将騎手（17戦4勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で石川慎将騎手（18戦4勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイングサンデーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

5月31日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（19戦5勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノープランを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

6月30日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（20戦6勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。