サマーフェアリー（2010年生、母デゴッドドーター）

サマーフェアリー（2010年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋妖精」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したデゴッドドーターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方22戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,600万円（8万×200口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

6月16日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月4日、中6週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月14日、中9週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

3歳（2013年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったグッドジーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

8月10日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。16着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のパンジー賞（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月30日、中3週で迎えた16戦目は、SEGAスターホース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

4歳（2014年）

1月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったコスモカトルカールにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた26戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、緩いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エドノエレーナに交わされて1馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ソウルキングに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた31戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。