ウインサルバドル（1998年生、母オクトニア）

ウインサルバドル（1998年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋救世主（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSeeking the Gold（当時13歳）と交配したオクトニアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の一般D1-2。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額5,500万円（27.5万×200口）で一口馬主が募集された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

5歳（2003年）

3月22日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

6歳（2004年）

4月29日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた3戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンヴィクトリーから2馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で迎えた4戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイケプレミアムに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミスピーディから1馬身差の2着に敗北した。

7月1日、連闘で迎えた6戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオンブロードウェイに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルジェットに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月3日、中2週で迎えた8戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライブオーからクビ差の2着に甘んじた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた10戦目は、一般D1-2（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のベストエンジェルに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月22日、連闘で迎えた11戦目は、カストル特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹内仁志騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。