ベストエンジェル（2001年生、母スルーエンジェル）

ベストエンジェル（2001年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最高の天使」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したスルーエンジェルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の大通公園特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月3日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエミネントリッチに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で国信満騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヒロから1馬身半差の2着となった。

3歳（2004年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた13戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のレステカルムに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウエイトフォーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月20日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦2勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、一般D1-2（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインサルバドルから半馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中2週で迎えた20戦目は、ホースマンカップ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったピサノクルーザーから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリスティアグリーに1馬身半の差をつけて制した。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、門別町商工会特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた23戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（8戦3勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。