マッハロッド（2006年生、母ガゼルロワイヤル）

マッハロッド（2006年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「テレビ番組に登場する車。超音速で疾走する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したガゼルロワイヤルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、多田信尊によって1億5,960万円で落札された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい15着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサーフフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユリカチャンに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5歳（2011年）

4月16日、約19か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き16着に敗れた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月9日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。