ストリングス（2015年生、母スピードフェザー）

ストリングス（2015年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「弦楽器主体の演奏」。毛色は栗毛。種牡馬のウォーターリーグ（当時17歳）と交配したスピードフェザーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C2。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月17日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

10月15日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。18着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた4戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/重）に出走。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月18日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったモテモテホマックスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2018年）

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヒビケカゼンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

4月21日、中3週で迎えた9戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水沢競馬場桜並木賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコウノトリに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた13戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた19戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はエーノキセキと並んで2着同着となった。

12月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマンノジャパンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2019年）

3月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

3月31日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた24戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（16戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（18戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のビハインドクラウズに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で木村暁騎手（19戦2勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のパルシアに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村暁騎手（20戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で木村暁騎手（21戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で木村暁騎手（22戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた34戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（23戦3勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた36戦目は、東北楽天ゴールデンイーグルス賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（24戦3勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた37戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（25戦3勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。