マイネルアクスト（2014年生、母シャドーウィップ）

マイネルアクスト（2014年4月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋斧（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時14歳）と交配したシャドーウィップが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。主な勝ち鞍は2018年のマイスターチャレンジ(一般C2)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月17日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

7月15日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた12戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、白芽芋の揚げ煮特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウインクリーヴに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエデンロックに2馬身の差をつけて優勝

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミラクルローカスに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月13日、中3週で迎えた15戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイムトラベルを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

4歳（2018年）

1月5日、中2週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、27th中原美穂誕生日前日記念（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリールジェニーを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月30日、中3週で迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のヤクマンブルースを半馬身振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月2日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイティプリンセスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月3日、中4週で迎えた19戦目は、桜草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。