タガノアルザン（2008年生、母タガノナタルマ）

タガノアルザン（2008年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋栗色（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したタガノナタルマが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の名古屋チャレンジカップアップル賞。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月31日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 小雨/重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2011年）

1月12日、中9週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソウゲンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

1月30日、中2週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のくすのき賞（小倉ダート1700m 雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月21日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4歳（2012年）

1月28日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。