パーシアン（2018年生、母ヴァレンティーネ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、的場牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、的場牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月30日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイジュオーシャンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月17日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のモズハッピーロードに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のピンチガチャンスをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月4日、中4週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の190.2万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の151.5万円以下（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の1993 南関競馬相互場外発売開始賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の130.6万円以上（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の140.5万円以上（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で仲原大生騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の122.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で仲原大生騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。