ウィンウィン（2006年生、母ロージー）

ウィンウィン（2006年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝ち取る、双方が勝利する」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したロージーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の浅野愛馬会15周年記念(一般C19)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田畑憲士によって1,018.5万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月6日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3歳（2009年）

4月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、ミツアキタービンメモリアル（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、小林千咲貴7歳誕生日記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアッフェルグランデに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般C18（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオートエトワールに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月11日、中2週で迎えた19戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、紅ばら特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた22戦目は、ぎふ清流国体ミナモカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の哲紀・紀子燃えよ結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた26戦目は、浅野愛馬会15周年記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のノブナガに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月27日、中1週で迎えた27戦目は、神無月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた28戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、牝馬限定戦の鈴本君・佐合君年末記念（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5歳（2011年）

1月21日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた31戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月4日、中6週で迎えた32戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のマックル賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定の一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた35戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた36戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。