ジョートロイメライ（1994年生、母ジョープリアモス）

ジョートロイメライ（1994年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキャロルハウス（当時9歳）と交配したジョープリアモスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地18戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

2月2日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったストロベリーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は山田和広騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、フミノレインボーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、メイトウロドリゴに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴーワンに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ジェラスガイに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（1998年）

3月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田和広騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田和広騎手（12戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田和広騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、トシマキバオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田和広騎手（14戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

5歳（1999年）

3月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で山田和広騎手（15戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

4月18日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山田和広騎手（16戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。