ニシノヘクター（1996年生、母リリダミタ）

Nishino Hector

1996.06.09

ニシノヘクター（1996年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時8歳）と交配したリリダミタが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C6ニ。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月6日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

6月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月5日、中9週で迎えた11戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2000年）

4月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた12戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1250m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C6（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノソムリエからハナ差の2着に惜敗した。

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6ニ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイルクイーンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6ロ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。