マツエーシンカイ（1993年生、母エイコウジヨウオー）

マツエーシンカイ（1993年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトスター（当時20歳）と交配したエイコウジヨウオーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。戦績は、地方33戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年のサファイヤ特別(A2)。

経歴

デビュー前

松田正彦厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1995年）

10月18日、デビュー戦は大沢信夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳C2（三条ダート700m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳C2（三条ダート700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスターボーイに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳B2（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1996年）

1月3日、中6週で迎えた4戦目は、アラ系4歳C1（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、アラ系4歳B3（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアスターテマジックに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月13日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、アラ系4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大沢信夫騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスカルスリーから1馬身半差の2着となった。

5月27日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢信夫騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のプレミアムに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のイダテンバッキーをクビ差制して勝利を手に入れた。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日韓チャレンジカップ’（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の七夕特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた13戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1-1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた14戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイスターに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンニホンパワーからクビ差の2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラブルショワに半馬身の差をつけて6勝目を手にした。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B1（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトタイムに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月27日、中1週で迎えた19戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトタイムに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた21戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤテマサリュウから3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた22戦目は、ルビー特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイオージャをクビ差制して勝利を手中に収めた。

4歳（1997年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、宮岸由香騎手を鞍上に迎えて、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 雪/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月20日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ほくてつ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた28戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた29戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1998年）

1月5日、中1週で迎えた30戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた32戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤司安史騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた33戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。