フォーマリスト（2009年生、母ビコーミラグロ）

フォーマリスト（2009年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「正装の似合う人」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時9歳）と交配したビコーミラグロが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は渡辺隆。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の「おはようモーニングとく戦」(一般C2一)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、渡辺隆から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、渡辺隆から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、渡辺隆から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって262.5万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月23日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月23日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小野寺祐太騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

3歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた7戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、麻鈴ちゃん5歳誕生日記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた8戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリールアジンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中2週で迎えた9戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきさらぎ賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた10戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマカリイをクビ差制して勝利を手中に収めた。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた13戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた15戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月22日、連闘で迎えた16戦目は、「夕焼けサンセットとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。